もう何週目になるんだろう?「サンリオSF文庫総解説」

サンリオSF文庫総解説posted with ヨメレバ牧 眞司 本の雑誌社 2014-09-18 AmazonKindle楽天ブックス 背伸びしたかった中高生時代、友人に差をつけたくて乱読を繰り返して頃、僕はアシモフの「ファウンデーション」シリーズにやられて海外物のSFを読むように…

親が子どものためにできること / 「40歳の教科書」

子を持つ親世代の教育の悩みにすべて答える各教科からビジネス界まで、時代を代表するスペシャリスト14人が、英語の早期教育の是非から就職・実社会で使える学力の正体まで、子を伸ばすための真実を語る 来月に40歳になる。マジか。驚く。おっさんも良い所じ…

自己啓発ならスマイルズ「自助論」が最良な件

「天は自ら助くる者を助く」というフレーズで有名な「自助論(Self - Help, with Illustarions of Character and Conduct)」は、サミュエル・スマイルズ(1812-1904)によって書かれた自己修養の為の本で、原書は1858年7月にイギリスで出版されています。日…

40代から巻き返す「具体的」な方法について

なにを隠そう今年で40歳を迎える。取り立てて公的な資格を持っているわけでも上場企業に務めるわけでもなく、仕事スキルも高いとはいえない私。景気が悪く、いつまで正社員でいられるか? 責任は増えるが給与増加はままならず、技術革新の波にさらされながら…

安定の品質、だけどちょっと退屈かな / 「将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編」

「面白過ぎて電車を乗り過ごした」 「とにかく分かりやすく、将棋盤と駒なしで読めた」 「この本を読んでもう一度将棋を勉強しようと思った」将棋書籍の歴史を変えた画期的名著 第2弾!! 将棋の序盤を、その戦法の歴史から解説し、指す将棋ファンだけでなく観…

人間のややこしさをしみじみ思う / 米長邦雄「将棋の天才たち」

米長永世棋聖を形容するのはあまりに多面性があるので骨が折れるので、書籍に絞った感想なのですけれど、良い本です。米長邦雄の相手の心へどんどん切り込んでいく気後れのなさ、遠慮の無さは彼のキャラあってのことであり、なかなか聞けない本心を上手に引…

知識のつまみ食いは楽しいけどさ / 竹内一郎「人は見た目が9割」

著書名こそが売上を左右するんだな、ってことがしみじみ分かる本だなぁと。 このタイトルを読んで読者は何を期待するか。仮に9割が本当だとしたらそれを活かすにはどうすればよいか、という指南であったり、その9割の根拠を理論的に解読、解説してあるに違い…

タイトル負けしてる /「現代将棋の思想 ~一手損角換わり編~」

帯表に書かれてる「現代将棋をめぐる知の冒険」とか、ちょっと調子に乗りすぎだね、これは。 「本書は一手損角換わりがどのようなことを目指しているのかということを、近年の将棋界における研究の変転から見ていきたいと思う」(まえがきより)本書は大学院の…

初級将棋ファン必携書!鬼オススメ / 「将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編」

完全にノーマークだっただけに衝撃が大きい。こんなに丁寧に初級者にまで目を配った棋書は初めてだ。 序盤の研究で知られる上野裕和五段によるプロ将棋の序盤完全ガイドが完成! ゴキゲン中飛車、石田流、角交換振り飛車・・・、なぜ今これらの戦法が流行って…

スト2世代のゲーム好きには堪らんよ / 「ハイスコアガール」1〜3

青春というか。 天神に出たらジュンク堂で漫画と将棋本は買うようにしているのですけれど、そこで見かけたある漫画の帯が鼻血を出したガイルというシュールさに惹かれて購入した「ハイスコアガール1巻」。堪らん。ゲーム好きだった少年時代の自分にマッチし…

「ニートの歩き方」感想

@phaさんの本を購入して読んだ。彼のサイトを読んでいる人にとっては新鮮な驚きはないだろうけれど、初めて彼の「生態」を知る善良な市民の方々にとっては衝撃なんだろうな、とは思う。 「ニート」でも「無職」でも「ひきこもり」でも、会社を辞めても仕事し…

加藤一二三「将棋名人血風録」感想

あー、加藤先生の本「将棋名人血風録 奇人・変人・超人」どっかにいってしまった。部屋中探してもない!感想書こうと思っていっぱい付箋付けたのになんていうことだ。というわけでうろ覚えで忘れないうちに感想書いておこう思います。 内容(「BOOK」データ…

「貴方がたには死んでいただきたい」と言えるか? / リーダーの値打ち

リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか? (アスキー新書) 僕もいい加減歳を取った。著者と同い年。まもなく四十路を迎える。 仕事場では年齢的に年功序列で責任者の地位な訳ですけれど、所詮雇われものですゆえ、中間で苦しんでます。自分は…

メシを食べなきゃそりゃ痩せる / 食べ方問答 / マンガでわかる「西式甲田療法」/ 奇跡が起こる半日断食

結論 4ヶ月で 10kg 痩せました\(^o^)/ 2011年09月:体重88kg 2011月12月:体重78kg … 結果 -10kg(-2.5kg/月) Yシャツ、スラックスがブカブカになって買い直すはめになった orz。 今年の冬は寝こむほどの風邪も現在引いていないし、娘を頻繁に抱っこして…

旅で括る / シュナの旅 / 冒険エレキテ島(1) / 宇宙にとって人間とは何か / なにもないシアワセ

「シュナの旅」 1982年に書き下ろされた宮崎駿の作品で、チベットの民話を自己解釈し直したもの。話しの内容は暗く、一筋の希望を信じ生き抜く若い男女の姿を描いている。同時期に連載されたナウシカと雰囲気が似ているなと思う。後半に出てくる気味の悪い人…

読書メモ / キュレーションってニュースサイト作成とどうちがうん?

ここ数ヶ月で読んだ本のうち、記憶に残っているものだけを挙げてだらだら感想を書く。 示唆に富んでいて、現代人かつ世捨て人以外は読んでおいたほうがよさげなんですけれども。 本書のキーワードである「キュレーション」とは本書の目次の前に《無数の情報…

続けるってのは大変だよなと / 起業と倒産の失敗学 / 勝負のこころ

忙しいとか言い訳して読書をサボっているのはどうかと思い再び文庫本を鞄に入れて、暇を見つけては読むようにしようと思い立ったところ。「起業と倒産の失敗学」は失敗学の畑村洋太郎が分析した倒産理由10種に当てはまるベンチャー企業ついて創業から倒産に…

せどり3ヶ月の成績

というわけでだらだら続けておりました。 正直ほとんどセドリ行為自体やれておらんかったです。なので自宅の不要本、CD、DVD、ゲームソフトを総ざらいして片端から売りました。 成果 ・3ヶ月で入金総額約22万。 ・仕入れ、備品で約2万。 ・使った時間:1日30…

せどり1ヶ月の成績

というわけで1ヶ月ほど実践してました。 結果からいうと思ったより「儲かった」ものの、利益を挙げ続けるのは別の仕組みが必要だなと。 成果 ・ なんやかんやで利益は6万程度。 ・ amazonからの入金総額:7万ちょっと ・ 仕入れ、備品にかかったお金:1万ち…

せどりについての勉強

古本好きでブクオフ回るの好きだし小遣いアップもままならないので「せどり」というものを学ぶことにしたりしようかなーと。 全体像の理解 Googleで「せどり amazon」を検索。出品機関を amazon にするかヤフオクにするかは今後の課題にします。で、とりあえ…

絵日記の文法 / マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザン天才養成講座 1)

マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座) (トニー・ブザン天才養成講座 1)作者: 近田 美季子 近田 美季子 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008-12-20メディア: 単行本(ソフトカバー)by anzu_clip マインドマップを描くための…

「お金を稼ぐ!」勉強法

「お金を稼ぐ!」勉強法作者: 藤井孝一 出版社: 三笠書房発売日: 2008-07-18メディア: 単行本(ソフトカバー)by anzu_clip 何をどう勉強すればいいのか。学んだことをどう生かし、いかに稼ぎにつなげるか。そのキャッシュポイントはどこにあるのか――本書は、…

「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)

「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)深田 和範 新潮社2009-10新書 by anzu_clip 派遣切りの次に来るのは、かつてのエリート正社員たち、すなわち「文系・大卒・30歳以上」のホワイトカラーの大リストラである。低成…

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)駒崎 弘樹 筑摩書房2009-05新書 by anzu_clip 残業・休日出勤して、人生を会社に捧げる時代は過ぎ去った。長時間働いても、生産性が高くなければ意味がない。誰よりも「働きマン」だった著者がどの…

マイコミ将棋BOOKS 必ず役立つプロの常識 (マイコミ将棋ブックス)

マイコミ将棋BOOKS 必ず役立つプロの常識 (マイコミ将棋ブックス)作者: 阿久津 主税 出版社: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2009-12-23メディア: 単行本(ソフトカバー)by anzu_clip本書は阿久津主税七段が、「右玉の対抗策が知りたい」、「飛車先の歩を…

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)作者: 内田 樹 出版社: 講談社発売日: 2009-07-15メディア: 文庫by anzu_clip なぜ日本の子どもたちは勉強を、若者は仕事をしなくなったのか。だれもが目を背けたいこの事実を、真っ向から受け…

『中公新書の森』読みたい本リスト

書店に置いてあった『中公新書の森』。1962年から今年、2009年に新書が2000点を越えることを自らが記念して、というか宣伝のために全2000点リストを作ったようです。その中に、「思い出の中公新書」アンケートなるコーナーがあり、各界の方々がオススメ本を…

裁判員制度、というか日本の司法ヤバイとか

「裁判官に気をつけろ! (文春文庫)」読んでいる途中。改めて日本の刑法のでたらめぶりを笑いながら学べる本なわけですが、その斜め上加減は想像を絶する、というか実態と法との乖離が酷すぎて被害者が気の毒すぎるわ。身内が巻き込まれたら、と思うと被害者…

読んだ本とかいろいろ

anzu_box ほぼ完成。細かいところは気になるが動くしいいんでないの? tumblr (などを)を便利する Firefox の機能拡張 Home - tombloo - GitHub を入れたら便利すぎて死にそう。というわけで tumblr をひっそり利用再開。 perfume の新作 ?(トライアング…

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)作者: 湯浅 誠 出版社: 岩波書店発売日: 2008-04メディア: 新書by anzu_clip非正規労働者を作り上げて利益追求に奔走した経団連の面々や、生活保護申請を取りやめさせることに血道を挙げる公務員たち(北九州は…