米澤穂信も読んだゲームブック
野性時代という文芸雑誌のバックナンバーを読んでいたら2008年7月号に、作家米澤穂信を作った「100冊の物語」というコーナーがありまして、それぞれにコメントが付けられております。その中の2冊がゲームブックだったのでご紹介します。
(ゲーム関連の本を紹介したあとなので)もうすこしゲームで続けます。ゲームブックですが。どう考えても格好いいんですよ、これが。シリーズの中で何故この一冊だけがすば抜けているのか、いまでも不思議です。
ほつるなら見てな忘れ麻衣 にほひつきたる朝露の色
この2冊をチョイスとかかなりマニアな感じがしますね。とくにルパンなんて最終巻をチェックしている辺りただ者じゃないなと。
現在活躍している作家の方も影響を受けたゲームブック作品をどんどんカミングアウトしてくれると、少しは日の目を見るんじゃないかと思うんですけれどね。
参考:
・汎夢殿
・米澤穂信 - Wikipedia
・米澤穂信作品集(amazon)
・冒険記録日誌「戒厳令のトルネイド(富沢義彦/双葉文庫)」