不誠実な日本将棋連盟理事会と渡辺二冠についての覚書

昨年に起こった三浦九段冤罪事件について風化させないためにメモしておく。
なお細かい点については誤っているかもしれんが気にすんな。



日本将棋連盟理事達が三浦九段に対して、ソフトによるカンニングの証拠もないのに、竜王戦挑戦者の権利及び2016年末までの対局を剥奪した。
・ことの発端は竜王戦第一局開始間際に、「ある棋士がソフト指しをしている」という記事が出るというリークが日本将棋連盟にあったため。
・ある棋士とは三浦九段のこと。
日本将棋連盟の理事達は「三浦九段がソフト指しをしていることは明らかである」と判断した。
・根拠は三浦九段の不審な立ち振舞、渡辺二冠、久保九段との対局時の指し手が人間らしくないこと、三浦九段の指し手がソフトの指し手と一致する確立が高ったこと。
・しかし、三浦九段をはじめてとする棋士らは全員立ち振舞が異常であること、人間らしい・らしくないという判断は恣意的でありどちらでも取れること、三浦九段より他の棋士らの一致率のほうが高いケースがざらにあること、など三浦九段がカンニングしたという証拠としてはどれも決定打にかける。
・かけるというより酷い言い掛かりとしかいえない。
・実際のところ、カンニングしたかどうかはスマホの履歴やログの解析にも限界があるため「なんともいえない」としかいえない。カンニングしている現場を押さえないとカンニングしているとはいえない。
・ところで三浦九段がカンニングしていると決めつけた棋士がいる。渡辺二冠だ。
・彼は「カンニングしている棋士とはタイトル戦は指せない」と理事達の前で発言した。
・それを受けて理事会は三浦九段を竜王挑戦者から降ろし、丸山九段を挑戦者として代行させた。
・しかしカンニングしたかどうかはわからないわけで。
・いわばグレーとしかいえない。
・普通、この場合は「疑わしきは罰せず」と扱うのが一般常識だ。
・後にカンニングが発覚した場合は、そのときの記録を抹消し、再度タイトル戦を戦うなりすればいい。
・またカンニングが疑わしいのであれば、タイトル戦を延期し、手順を踏んで調査を行えばよかったはず。
・というかさ、日本将棋連盟ってとこはそもそも棋士を守るための団体だったはず。何故三浦を信用出来なかったのか。
・何故渡辺二冠の世迷言に乗せられたのか。
・そして第三者機関からも、カンニングしているとはいえないという判断が出た。
日本将棋連盟は誤ったのだ。それはそうだ、そもそもカンニングありきで全部判断しているからだ。
・三浦九段から将棋対局を奪った以上に、名誉毀損の大きさ。ご本人の言葉にあるように特に家族に対する世間の風当たり。
・それらに対しての謝罪と名誉回復としなければならない日本将棋連盟だが、理事立ちは全員留任におちんぎんをちょっとカットだけで終わり。
・何より裏で連盟理事達をそそのかした渡辺二冠とその一派がなんのペナルティも受けずにいることが腹立たしい。
・直接手を下していないから、法律的に処罰が難しいから、とかあるかもしれんがね、やってはいけないことがあることぐらい分かるだろ。
・渡辺二冠は自分の息子や嫁に対して、自分がやったことを誇りをもっていえるのかね?
カンニングしてるって勘違いして、対局拒否までしちゃったけど、あれは絶対カンニングしてるはずなのにおかしいなあ、ぐらいの認識なのではないか。
・決めつけだけで1人の棋士人生を半殺しにしておいて、本人から謝罪ないもんね。その取り巻き(後藤元気等)なんかも酷いもんだよ。
・谷川、島、青野ら理事たちも1人の棋士を抹殺しかけたのに、名誉回復に全力を尽くさないどころか徹底して邪魔する始末。
・渡辺といい、理事達といい、何故誠意を持って対応出来ないのだろうか。本当に不思議でならない。
・自分がそんな目に合わされたらどういう気持ちになるのか。想像出来るだろう。親であれば子供に教えるだろう、自分がされたら嫌なことは他の人にもしてはダメだよって。
・三浦九段の復帰の対局はいつなんだろう?もう発表されているのだっけか?
・本当に本当に腹立たしくて、日本将棋連盟のことが頭をかすめるたびに血圧が上がってやばい。ここ3ヶ月ほどやばい。
・そういえば、昔、渡辺が三浦のこと嫌ってたの思い出した。2006年04月18日ってあるから11年前から因縁があったんだな。
・もずさん元気にされているかな…。こんな将棋界に失望されているだろうな…。

http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20060418/P20060418WATANABE