四国金比羅さん参り

四国は香川県高松、金比羅さん参りへいってきました。今回はそのレポート。

早朝、博多駅から広島駅へ新幹線で移動。友人がそこから車で乗せていってくれるというので好意に甘えることにしていて。10時に駅に着くと昼飯まで時間があるので広島観光へ。定番の原爆ドーム、資料館側までいく。修学旅行以来だから15年ぶりぐらいだ。あの広い公園は覚えがある。

友人は地元の広島に戻り、稼業を継ぐため日々修業中。青年商工会議所へ所属し、地元の社長たちといろんな活動に強制参加させられているらしい(笑)。文化継承活動もあって、地元の女子高生を引率して資料館へいき、説明したりするそうだ。何度もやっているうちにどうしても原爆や平和、観光事業について考えるらしい。最近は、広島観光の客が広島にお金を落とさないことについて悩んでいるらしい。確かに資料館を見たあとその場所でメシを喰ったりお土産を買ったりしようとは思わないわな。
とかいいつつ、私たちはその後広島中心地にあるデパートの食堂街で広島風お好み焼きをたらふく食べ、高速を通り四国へ上陸。瀬戸大橋からの眺めは素晴らしいね。瀬戸内の島々の美しさは息を飲むよ。

合流組が時間通りに着いたのに比べ私たちは約1時間の遅刻、寄る予定だった金陵の郷に行く暇が取れなかった。無念。側を流れる川はヘドロたっぷりだったんだけど、酒造りに影響がないのか気になったり。

すぐに中野うどん学校でうどんをこねたりのばしたり切ったり釜ゆでしたりして、うち立てのうどんを食す。麺の太さがまちまちだったけれど、なんか、うまかった。お好み焼きが消化できていなかったので、トッピングのおにぎりや天ぷらを我慢。

その後すぐ横にある宿泊先わたやに荷物を預け、金比羅参りへと出かけた。階段を延々上る苦行で太り気味&運動不足の私には堪えたましたよ。それでも登り切った上からの眺めはこれまた素晴らしく、昔の人がこんな見晴らしを経験すれば感激しただろうな。

境内で黄色のお守りを購入。ここの巫女さん、全員胸にファミレスよろしく名札をつけていた。へんなの。

がくぶるになったひざに鞭打って下山し宿へ帰って即温泉。わたやの温泉はなんというかひねりのないごく普通の温泉でした。

晩飯は魚フルコースを選択、瀬戸内の魚を賞味してきました。九州人はいつも美味い魚を食べているので口うるさいわけですけれど、みんなうまい、うまいといって食べてました。確かに美味かったです。

夜は麻雀と UNO 。特に UNO は盛り上がって延々遊んでました。いまはプラスティックの格好良いものがあるんですねえ。

翌日、琴平から高松へ移動。車組と琴電琴平線組に別れる。私は琴電に乗ったんですが、これが小さくで可愛い電車でした。ただ日々に疲れがどっと出て、到着する1時間、ずっと眠ってしまい景色を楽しむことができなかったなあ。

そして「昭和のげんぺい号」というバスツアーに参加。しょぼいかなあと思っていたらさにあらず。これが大当たりでした。山瀬まみ似のバスガイド姉さんのつたない説明も趣がありましたし、なんといっても屋島屋島から瀬戸内を見下ろす眺望は快晴であったことも手伝ってかなり気持ちよかった。これは体験して欲しいなあ。

その後わら屋といううどん屋できじょうゆを注文。それと前回食べられなかった天ぷらも追加。美味かった〜。

屋島って瀬戸大橋開通時に観光客が突発的に増えた後パッタリこなくなったそうで、潰れている店の廃墟はめっさそそられるものがありました。

たぬきグッズや、木彫り、うどんやうどんがらみのお菓子がお土産の定番っぽかったです。

楽しかった。