2007-01-01から1年間の記事一覧

渡部 昇一「知的生活の方法 (講談社現代新書 436)」

知的生活の方法 (講談社現代新書 436)渡部 昇一 1976-01新書by anzu_clipあ、自堕落な時期に入ってるな、と思ったときに精神をただすために常に再読している本です。 本書の影響力っていうのはかなり大きくて、知的生活に関連する書籍を読むと必ず賛成だろう…

村上 宣寛「「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」

「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た村上 宣寛 2005-03-30単行本by anzu_clip心理テストがいかにダメなものか、っていうのを客観的に詳らかにした本。心理テストに対する積年のもやもやが晴れてすがすがしい気持ちになりましたが、同時に…

福岡、鬼寒い

28日まではコートがなくても余裕だったのに、昨日今日と吹雪く始末。底冷えが酷くて脚が痺れるよ! 暖房嫌いな私でも流石に使ったのでした。 というわけで来年もよろしくお願いします。

広瀬 章人 遠藤 正樹「とっておきの相穴熊」

とっておきの相穴熊 [マイコミ将棋BOOKS]作者: 広瀬 章人 遠藤 正樹 出版社: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2007-10-23メディア: 単行本(ソフトカバー)by anzu_clip相穴熊というディープでうんざりしつつも需要があるのではないかと思われる将棋戦型を…

フィリップ・リーヴ 「掠奪都市の黄金 (創元SF文庫 リ 1-2)」

掠奪都市の黄金 (創元SF文庫 リ 1-2)フィリップ・リーヴ 安野 玲 2007-12文庫by anzu_clipいやあ、楽しかった! このシリーズを読むと空想冒険小説や漫画をひたすら読んでいた少年時代に戻れるよ。 今回は少年少女の二人がすれ違いで分かれてしまうけれどい…

仕事押してます

今年中に片付けたいけど無理するのは嫌だしな。微妙〜。

梅田 望夫「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)」

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫 2007-11-06新書by anzu_clip再読要な本。元気になる本であることは確かです。

メルマガ休みます

編者風邪のため、週刊ゲーマニはお休みします。ふぃー。

チェーホフ「桜の園」

桜の園アントン チェーホフ Anton Pavlovich Chekhov 小田島 雄志 1998-12単行本(ソフトカバー)by anzu_clip久々に戯曲を読みました。 華やかな過去の夢に溺れるラネーフスカヤ夫人と、その領地を買い取ることになった新興成金ロパーヒン。新旧二つの勢力…

小谷野 敦「中庸、ときどきラディカル―新近代主義者宣言」

中庸、ときどきラディカル―新近代主義者宣言小谷野 敦 2002-09単行本by anzu_clip師匠筋の呉智英のようにさくさく読めて面白かった。研究成果を単行本で読めるっていうのはいいね。文庫になったら購入しよう。

村上 春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」

走ることについて語るときに僕の語ること村上 春樹 2007-10-12単行本by anzu_clip特に感想はないなあ。そういうスタイルで走っているんですね、で終了。文章は相変わらず丁寧な言葉遣いだなあと思った。

鎌田 浩毅 「ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)」

ラクして成果が上がる理系的仕事術 (PHP新書)鎌田 浩毅 2006-05新書by anzu_clipどこかできいたことのある仕事テクを「理系」という枠でまとめたもの。仕事術系の本を濫読している諸氏には「なにをいまさら」と感じると思うが、本書がはじめての人なら有用だ…

風邪を引いた / はてなポイント頂いた

先週の木曜から風邪を引いている。抗生物質を飲んでいるがいっこうによくならない。インフルエンザではない、らしいんだが。 今日メールを見ていたら匿名ではてなポイントが振り込まれていた。振り込まれるような振る舞いをした覚えがなく、激しく気になる。

海堂 尊「チーム・バチスタの栄光(上) (下)」

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)海堂 尊 2007-11-10文庫by anzu_clipチーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))海堂 尊 2007-11-10文庫by anzu_clipあっと…

山崎 光夫 「健康の天才たち (新潮新書 234)」

健康の天才たち (新潮新書 234)山崎 光夫 2007-10新書by anzu_clip日本に健康をもたらし長寿国家を礎のいくらかの部分を築いた6名のお話。それぞれ興味深い内容ですけれど、それぞれの歴史的背景のほうに意識がいってしまうな。健康面から見直した近代史とい…

渡辺 明「頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)」

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)渡辺 明 2007-11新書by anzu_clip本書のターゲットになる人達というのは 将棋のルールはなんとなくわかっている プロ将棋の世界を覗いてみたい って感じで、私のようなすれた将棋(界)ファンには薄味でした、ってこれ…

岡本 太郎「太郎に訊け!〈3〉岡本太郎流激突人生相談」

太郎に訊け!〈3〉岡本太郎流激突人生相談太郎に訊け!〈3〉岡本太郎流激突人生相談作者/主演: 岡本 太郎 出版社/メーカー: 青林工藝舎発売日: 2001-09メディア: 単行本by anzu_clip〈1〉〈2〉に続いて読了。一番響いた言葉を引用。あー痛い。 「親に対して疑…

木谷 文弘「由布院の小さな奇跡 (新潮新書)」

由布院の小さな奇跡 (新潮新書)木谷 文弘 2004-11新書by anzu_clip流行に惑わされることなく由布院の未来を描き、実現しようと戦い続けている人達がいるんだねえ。そして今も有名スポットとなってしまった新しい悩みを抱えつつ新たな道を模索している、そん…

日垣 隆「常識はウソだらけ (WAC BUNKO 73)」

常識はウソだらけ (WAC BUNKO 73)日垣 隆 2007-10単行本by anzu_clipなんかね、物事って隠そうと思っても、結局ばれちゃうんだよね、いろんなことが。 脳味噌を柔らかくしておきましょうね、ってことですなあ。 参考作品(amazon) 日垣隆作品一覧

真部一男八段のこと

ハンサムな将棋指しだったなあ。 昭和48年、ということは私が生まれた年に四段なんですな。 思い出といえば、私が小学6年生の頃、大阪から福岡に引越さねばならなくなった日に、落ち込んだ私のために将棋棋書を買ってくれるという話になって、2〜3冊買っても…

伊藤 信吾「風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー (セオリーBOOKS)」

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー (セオリーBOOKS)作者/主演: 伊藤 信吾 出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006-08メディア: 単行本by anzu_clipサクセスストーリーを手軽に楽しめる。頭を使わないと何事もダメだよね、とか、彼我を冷静…

「デザイナー37人の仕事場」

デザイナー37人の仕事場デザインノート編集部 2007-10大型本by anzu_clipデザイナーの職場写真集。明らかに仕事しにくそうな職場も、デザイン会社だからオッケーだったりするのかなとおもた。

田村 隆一「ぼくの人生案内 (知恵の森文庫)」

ぼくの人生案内 (知恵の森文庫)田村 隆一 2006-12-05文庫by anzu_clipうは。もっと気の利いたこと書いているのかと思ったけれど、岡本太郎を読んでしまったいた今となってはパンチが弱くていかん、と思ってしまうのはこちらの都合。なんか枯れちゃってて残念…

丸山 健二「まだ見ぬ書き手へ (朝日文芸文庫)」

まだ見ぬ書き手へ (朝日文芸文庫)丸山 健二 1997-05文庫by anzu_clip堕落した「文学」「文学界」の不甲斐なさに全身全霊で怒り狂っている。そして真の「文学」を志す人に向けて著者が体験し考えたこと伝え、「文学」作品を作って欲しいと懇願している。そん…

キリンジ「KIRINJI PREMIUM LIVE 2007 at 日比谷野外大音楽堂」

キリンジ「KIRINJI PREMIUM LIVE 2007 at 日比谷野外大音楽堂」 今年9月に行われたツアーが DVD 化されるみたい。ツアーに行き損ねたのでこれは嬉しいなと。 必ず参加するためにはファンクラブに入るしかないのかな。でも前回思い切って入ったら、運営会社の…

佐藤 優「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて佐藤 優 2005-03-26単行本by anzu_clip何が面白くて本を読むかというと、比較的容易に未知なものと遭遇できるからなのです。で、本書は一般人にとって関連の薄い日露外交、外務省、政治家、検察庁が絡んだ「国策捜査…

遠藤 秀紀「解剖男 (講談社現代新書)」

解剖男 (講談社現代新書)遠藤 秀紀 2006-02新書by anzu_clip残念ながら肌にあわず。文章というか言葉遣いがちょっと「あれれ」と思うところが目についてしまって、内容が頭に入らなかったのね。自意識過剰な表現もいちいち気になってしまうのです。あとがき…

向井 透史「早稲田古本屋日録」

早稲田古本屋日録向井 透史 2006-02単行本by anzu_clip題名通りのエッセイ。ゆったり流れる時間が心地いいです。ささくれた心を癒やしたいときによろしいかと。 ブログもあるようなので、そちらも今後チェックしていこうっと。古書現世店番日記 http://d.hat…

村上 隆「芸術起業論」

芸術起業論村上 隆 2006-06単行本by anzu_clip彼の作品が海外で評価されてしまったので、日本人の芸術家や美術志望者は嫉妬のあまり(無自覚に)彼を憎むのだな、ということがよく分かった。本書は彼が如何にして今の地位を築いてきたか、という生々しい証言…

青島 広志「作曲家の発想術」

作曲家の発想術青島 広志 2004-08-10新書by anzu_clipクラシック系作曲家になるまでのドキュメントと、クラシックジャンルの別作曲方法の推定、具体的な作曲方法が書かれている。 ドキュメントで二度出てくる運営費持ち逃げ事件とか、地方都市に巣食う音楽関…