佐藤 優「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」

何が面白くて本を読むかというと、比較的容易に未知なものと遭遇できるからなのです。で、本書は一般人にとって関連の薄い日露外交、外務省、政治家、検察庁が絡んだ「国策捜査」についてのノンフィクションです。

感情を抑えた著述がノンフィクションとマッチしていて引き込まれます。頁ごとの内容が濃いので読了するのに(朝晩の通勤時間を利用してですが)3日かかりました。読み応えありましたね。三連休にどうですか、オススメしますよ。

文庫が最近出たようです。



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