2007-12-15 チェーホフ「桜の園」 本 図書館 桜の園アントン チェーホフ Anton Pavlovich Chekhov 小田島 雄志 1998-12単行本(ソフトカバー)by anzu_clip久々に戯曲を読みました。 華やかな過去の夢に溺れるラネーフスカヤ夫人と、その領地を買い取ることになった新興成金ロパーヒン。新旧二つの勢力を対照的に描きながら、未来に向かって歩く希望を娘に託す名作。 ラネーフスカヤ夫人の金がないのに贅沢せざるをえない態度に激しく怒りを覚える私は、コメディだと主張する作者に対して同意こそはするが笑えないのであった。身に詰まされたよ!