渡部 昇一「「人間らしさ」の構造 (1977年)」

渡部 昇一「「人間らしさ」の構造 (1977年)

「自分の心の外側のものはいっさいあてにならないから自分の心の奥からの声に従うべきだ」といいたい。「世の中に適応する前にまず自分の本心に適用せよ」といいたい。それが成長なのであり、簡単にいえば生きがいなのである。

「おわりに」の抜粋だが、上記の理由が本書に書かれている。題名にある「人間らしさ」というより「生きがいとは何か?」について著者の体験を軸に考察されていて、興味深かった。単行本のamazonレビュー(jinchokuさん)が秀逸なので、詳細はそちらを参考にして下さいませ。