2007-10-06 永田 守弘「官能小説の奥義 (集英社新書 410F)」 本 官能小説の奥義 (集英社新書 410F)永田 守弘 2007-09新書 by anzu_clip全般的にえろくないと思います。官能小説の歴史はどうも浅いというかもっといろんな作家がいたと思うのですが、新書だということもあって深く扱っていない。本書の大半を占める官能表現の抜き書きは、結局抜き書きだからえろくない(前後がわからないと意味なし)。「ストーリー展開の技術」のみ、作品の粗筋を解説していて使えるのではないかと。基本的に本書の題名である「奥義」がなにをさしていたのかわからない。唯一感心したのが著者の年齢。1933年生まれってことは70オーバー?