日垣 隆「父親のすすめ (文春新書)」

父親のすすめ (文春新書)父親のすすめ (文春新書)
日垣 隆
2006-09
新書
by anzu_clip
オススメ。子育てに興味のある人や、子育て中の父親母親必読ですな。
以下自分のために一部抜き書き。

  • 「親を必要としなくなる」日をめざす
  • 究極は「この親をクリアできたらどこでも通用する」
  • 子どもに責任(=落とし前をつける)を教えるのは意外に簡単なことです。取り返しのつくものか、取り返しのつかないものか、の区別さえつけられるようになればいいのですから。
  • 《何が基本かというと「みんなで同じものを食べたいね」と思う気持ち、これが一番の統率なんだよ。それが狂ってくると、家族的なリズムが狂っていくと思った方がいいね。》
  • では、どうしたら「異なった世代や異なった分野の人と手抜かり泣くコミュニケーションを図る」力をつけてあげられるか。〜略〜 子どもに「大人の会話」をできるだけたくさん聞かせたほうが良い、という結論にならざるをえません。
  • 現役過程で唯一その順調さを担保しうるのは、「親が本気で言ったことは、とりあえず聞き入れさせる」ことができるかどうかです。
  • 生きる、ということは、変わり続ける、ということだから。変われない、という人は、同居する子どもに「生きる」という喜びを背中で教えることができません。

などなど。よいメッセージが多いですよ。