丸谷才一 三浦雅士 鹿島茂「千年紀のベスト100作品を選ぶ (知恵の森文庫)」

千年紀のベスト100作品を選ぶ (知恵の森文庫)

日本人三名が、紀元1001年から2000年までに作られた文学・芸術から100点選んで順位づけるという暴挙をまとめた一冊。
日本やフランスの文学や映画が優遇されるといった偏りがあるのは仕方がないわけですが、私にとっては普段なじみのない、映画、絵画、バレエ、日本の古典などが紹介されているのが面白かった。人類が築いた文明の成果を一望し理解したいという私の欲望をほどよく癒やしてくれる。
チェックしておきたい古典は以下。

• 「平家物語」（日）
• 後鳥羽院ほか「新古今和歌集」（日）
• 「千一夜物語」
• スウィフト「ガリヴァー旅行記」（英）
• スタンダール「赤と黒」（仏）
• ドストエフスキー「悪霊」（露）
• ポー「ポーの一連の短編集」（米）
• ゲーテ「ファウスト」（独）
• ナボコフ「ロリータ」（露）
• 谷崎潤一郎「好色一代男」（日）

うは、課題がいっぱいだ（嬉）。