将棋世界2005年11月号感想

正直、刺激がないのよね。緊張感がないというか。楽しめたのは以下3つのコーナーのみ。

  • 「プロの時間 アマの時間」観戦記・山岸浩史
  • 話題の将棋、本音で語ろう!「羽生、佐藤、炎の17番勝負を見る」渡辺明藤井猛
  • 新・対局日誌 河口俊彦

山岸氏は棋士から言葉を引き出すのが上手いです。今回は時間について久保八段から極意を聞き出し公開してくれている。というか、逆にどうしていままでそういったことを聞き出せない人ばかりが観戦記を書いていたんでしょうか。謎。

以下二つは棋士が書いているが(本音で、は青島たつひこが書き起こしているようだが)いいたいことを書いているように思われる。渡辺、藤井は割と本音を吐くタイプだなと。

河口はまあ、いつもの通りだ。彼も69歳なのでいい加減代わりの筆者を立てないと棋界の情報がかなり失われてしまうことになる。急務じゃないの、これは。

あと、室田伊緒女流棋士になった。どんな将棋を指すか情報なし(相変わらずだね)、写真しかないので実力がよくわからん。見た目はおっとりしていて、安食女流のような雰囲気だがどんな将棋を指すのか。ガンガン上位陣を脅かす存在になって欲しい。