トリバコハウス (1) 宇仁田 ゆみ

「トリバコハウス (1)」宇仁田 ゆみ
端的にいうと主人公の女子が自立をしていく様を描いたものなんだけれど、その過程に作者の個性がありそこに惹かれている。女性の精神構造(性を含む)がよくわかるような気がするんだよな。しんどいこともわりとカラッと書かれていて読んでいて鬱にならずにすむのもポイント。これは作者の全作品にいえることだと思う。