レバレッジ・リーディング 本田 直之

レバレッジ・リーディング
レバレッジ・リーディング

本(特にビジネス書)は養分だけ吸ったらあとは捨て、養分を何度も反芻し自分のものにすればいんじゃね、という本。気になった箇所はラインを入れたり折ったりしておき、ある程度そんな本が貯まったらPCでも手帳にでもその箇所を書き写す。暇を見ては何度も眼を通す。そうすることで、というかそうしないと一度読んだら再読なんてしないほとんどの書籍の有効成分を自分のものにできないぞというアドバイスである。
これねえ、最近気になっていたことだったんだよね。再読するにはたるいんだけど、いいこと書いてる本をどうするべきかと。本を捨てるには惜しいけれど、あっても読まないんだよ。なんだ、書き出せばよかったんだよ。
今までの教育のたまもので、本のページを折ったりラインを引いたりするのに消極的だったんだが、いわれてみればそんなことにこだわる必要がなかったなということに気づかされた。貧乏性で、きれいにしておけば引き取ってもらえる、という打算もあったけれど、ビジネス書に限ってはガシガシ利用させていただこう。