カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー 亀山 郁夫
2006-11-09
文庫
by anzu_clip
大審問官の章で大きく揺さぶられた。イワン凄いよイワン。(キリスト教の)神について深く深く考察していて、じっくり咀嚼しないと「無駄に長い」とか「古くさい」など感じて続巻を読まなくなってしまうかもしれないな。

それにしてもいろんな要素が大量に組み込まれているんだなと、強く思いました。宝探しのようにあちこち掘り返す楽しみも、長編ならでは、です。