先週あたりに読んだり買ったり借りてきたりした本とゲーム

「将棋本オールタイムベストテン」の締め切りが迫ってます(2008年2月29日)。
参加を予定している人はお忘れなく!

というわけで先週読んだり買ったりした本を今日になってピックアップです。

ここまで平易な表現でコンピュータの原理を表現できるとは。感心しちゃった。
情報科学エントロピー、チャネル)とコンピュータ(CPU)の動作の基礎(有限オートマトン、メモリ階層と参照の局所性)を学ぶことができる1冊。文章は読みやすく、比喩も身近なものばかりでとっつき易い。加えてテーマが絞られているのも好印象です。俺ってホントに基礎知識が欠けているなと反省させられっぱなしでした。
再読本に決定。

累犯障害者

累犯障害者

行政はおろかマスコミもスルーする障害者の犯罪についての報告書。
その内容に衝撃を受ける人は多いと思うので、本書を読むのなら覚悟して読んでください。

全体的には棋譜と解説を眺めただけなのですが、前半は谷川先生が無茶して攻めてカウンター喰らってて、後半は逆になっている感じ。
とはいえ棋譜集なのだから並べないと両者の凄さの体感は難しいのです。
というわけで42番目、49手の最短手数局が中飛車だったのでこれだけは並べてみた。羽生2手目の△3二金に谷川先生が位取り中飛車で積極的に咎めていき結果、圧勝している一局。ここまで上手くやれたら気持ちいいな。31手目の▲8六角、それを活かして特攻する35手目の▲5四歩は流石。後手玉の形がこの瞬間に悪すぎることを見越しているんですね。本局は綺麗に決まりすぎて淡泊な味わいでした。

尊敬すべき人物というのは、いるものですねえ。プロフェッショナルって凄いな。ふー。

累犯障害者」の著者、山本譲司が載ってて吃驚した。偶然なんですねえ。

題名が「絶望」つながり。こちらも偶然だなー。

ゲームも買ったけれど遊ぶ時間ねーよー。

で、今日買った本。

amazon で探してたらおんなじ名前の映画があるのですねえ。ふーむ。

自分的課題図書。