トリニティ・ブラッド

トリニティ・ブラッド―Reborn on the Mars 嘆きの星 (角川スニーカー文庫)トリニティ・ブラッド―Reborn on the Mars 嘆きの星 (角川スニーカー文庫)
吉田 直
角川書店
2001-02
文庫
by anzu_clip

トリニティ・ブラッド―Reborn on the Mars〈2〉熱砂の天使 (角川スニーカー文庫)トリニティ・ブラッド―Reborn on the Mars〈2〉熱砂の天使 (角川スニーカー文庫)
吉田 直
角川書店
2001-07
文庫
by anzu_clip

別サイトでまとめてたライトノベルや漫画の感想もこっちに書くことにする。管理サイトが分散しすぎて面倒になってきたため。

本書は下記を読んで手に取った作品でして。

本作は世界大戦後、科学技術が大方失われたヨーロッパを舞台に、生き残った人類と吸血鬼の覇権を争うそんな話が続いているようです。

1巻、2巻とも敵味方それぞれ立場があって大変だなあ、と思った。いちいち重い。この重さは三銃士みたいな騎士道系物語が持つものなのかしらん。著者の生涯を思うと重くなるのも仕方がないかという気もするけどね。上記の記事を読んでからがいいと思います。

世界観やガジェットやキャラの造形に目を見張るものは感じられないけれど、話の続きは気になってしまう、といった評価です。カタカナのキャラが覚えにくい(これは個人差があるね)とか、本文頭にあるキャライラスト表との対応が不親切だったり(イラストと紹介文が左右に分かれているし、キャラ紹介文のほうが常に多いから確認するときにすぐ見つからず、いらっとする。編集者はほんとわかっていないな)します。

まあブクオフだと全巻100円だし悪くない。完結していないのが残念であります。とりあえず6巻まではサルベージ済み。

…どうも九州、福岡関係者には肩入れしてしまうなぁ。