Amazon 価格ランキングに山尾悠子を追加

山尾悠子 Amazon 価格ランキング - 古本/中古


ランキング化する理由の一つに、自分が欲しい作家の作品、特に絶版になっている書籍の相場を知りたかった、というのがあるのですがしかし山尾悠子、やっぱり高額だなぁ…。

山尾悠子(やまお ゆうこ、1955年3月25日 - )は、小説家、幻想文学作家。その短い活動期間と難解な作品で、長い間カリスマ性をもって幻・伝説の作家と呼ばれてきたが、近年になって執筆活動を再開している。

いつか「山尾悠子作品集成」を手に入れようとは思っているんですがなにぶん積読消化中でして手元にあってもすぐにはちょっと目を通せそうにない…。





関連
山尾悠子 - Wikipedia

Amazon 価格ランキングに桐野夏生初期版を追加


えー、ご利用頂いている自作のWebサービスのうち、比較的世間の皆様に役立っているAmazon価格ランキングですので、遅まきながら力を入れようかなと思っている次第でして、手始めに今回は桐野夏生の作品のうち、別名義「桐野夏子」「野原野枝実」で書かれた初期作品に絞ってランキングを作ってみました。

桐野夏生は1999年に『柔らかな頬』で直木賞を受賞しておりますが、それまでに江戸川乱歩賞(1993年)をはじめ数々の賞を取り、映画化ドラマ化も著しく日本を代表する作家、だそうです。嫁は単行本買って追っかけてたけど、すまん、私は読んだことないねん。





で、まあ本格的な活躍の前に、所謂ロマンス小説やジュニア小説、レディースコミックの原作を手掛けており、そのときの作品を今回は収録しています。ご本人曰く、《別ペンネームに関して桐野自身は「屈辱の歴史」》と述懐しているそうで、そんなこと言われた気になってしょうがなくなるのがファン心理としたもので、もしかしてこれ逆に読んで欲しい、っていうサインなのかもしれないですな。

20冊もないので制覇は容易かもしれないです。ただ一部値段がお高いので図書館などで探すとよいでしょう。

関連
桐野夏生HP -BUBBLONIA-
桐野夏生 - Wikipedia

ドメイン取得したので移転&タイトル変更

2冠アンテナ
2冠アンテナ(スマホ用)


ふと思い立って、2chまとめ(ブログ)アンテナ用にドメイン http://dcrown.jp/ を取得して割り当ててみた。
併せてサイトタイトルも、「杏アンテナ」から「2冠アンテナ」に変更。
当初、自作のWebサービスには「杏」というキーワードを入れるようにしていたんですが、TOPに置くようになると、ドメイン名とかけ離れた名前はどうかな、と思いました。

で、現在のメインサイトドメインである、http://doublecrown.under.jp/ はなんか長いなと。戯れに double crown は dcrown と略したほうが楽だなと考えて、ドメインを検索したら jp 枠が空いていたので契約。アンテナタイトルである「2冠」は私のハンドルネールである double crown の直訳ですがまあ、ドメイン名と関連させておいたほうがいいだろうと思って変えました。

しかし短いドメイン名、いいです。本家ごと移そうかと思いましたが、まあそれはおいおいで。


◆改良予定

  • ブラウザはページの読み込みが完了する前に表示しようとするけれど、そのときサマリーを表示してしまう。この辺は javascript を見直す。対応済(5/16)
  • アクセスアップのため、まとめサイトさんに相互リンクのお願いをしてまわる。
  • その前にもう少しなんとかデザインとか使い勝手とか先行まとめアンテナのアイディアを盛り込みたい。後発だからね。

第二回電王戦を勝手に総括

プロ棋士の大半はもう「勝てない」


先日行われた第2回電王戦において、プロ棋士が1勝3敗1分の成績を残しました。内容は第1局を除いて完敗といってよいと思う。終盤力がモロに出た2、3局や将棋の組立自体及び腰だった4局、無理気味な仕掛けを成立させた5局目など、プロ棋士のメンツ丸つぶれの内容でしょう。

ポナンザ開発の山本さんが言われていた「プロ棋士がある程度失うであろう権威を失う」結果となりました。純粋にプロ棋士スゲェ、という理由は失われたわけです。職人が持つ言語化出来ない超絶技巧が解明され種明かしされた、という感じの。だからってやはりその超絶技巧は人間にとっては誰でも出来るわけではなくやっぱり凄いのだけれど、でも神秘性は失われてしまう。そして失われた。まあしょうがないよ。

人間って局面を読むったって、一直線のケースなら30手先もいけるでしょうが、問題は正確にどれぐらい読めるか。局面や持ち時間、集中力など条件は色々あるけれど、プロ棋士でも正確に読める手は(たぶん)10手程度。コンピュータは最強マシンで1秒間に2億!手読む。局面の評価精度もボナンザメソッドで飛躍的に改善された為、人間が見えている局面より深く、高精度に処理出来るので、プロ棋士の殆どはもう勝てないレベルになった。

「見えている範囲」の差は今後広がる一方なのでプロ棋士がコンピュータに勝てる要素は「ない」。それは既定路線。最善と思って指した手の「先」を読まれてしまう絶望感。望みが絶たれる感覚を味わったのだろうな、三浦九段は。

人間の指す将棋、特にプロが指す将棋の特徴に、含みをもたせる、というものがある。指し手を限定せず相手の出方によっていくらでも対応出来るように、変化の余地のない手順を避ける手を選択する。でもこれって結局相手の指し手なんて無数にあるから、いちいち全部対応を考えるのは無理だから、という消極的な手の選択だといえます。全部手が読めており、見込みがあればあえて含みをもたせる必要はない。コンピュータは一直線にドンドン攻めてきますけれど、そういう指し口なのは「見えている」から。昔の将棋ソフトは手は見えていたけれど手の価値の判断精度が低かったため、沢山読んでも無駄な手を選択してしまうということがあったと。

含みをもたせる、というのはだから手が見える射程範囲が小さい人間らしい知恵なんだろうなと思う。大山15世や米長永世、羽生三冠が得意とする局面の複雑化もコンピュータには原則通用しない。

というわけで、「大局観の精度向上」と「指し手を短時間に大量に読む」というごくごく普通のアプローチの積み重ねにより、将棋を構成する要素の「研究」「勝負」についてはコンピュータが人間を凌ぎました。勿論、例えば持ち時間を人間有利な時間に変える、とか人間と同じ「読みの深さ」に制限するルールを適用する、など人間側に合わせたルール追加・変更の提案は「あり」でしょうが、ハードの進化や追加が前提な現在のルールでは敵いませんね。


人間が残る道


将棋を構成する残りは「芸術性」です。指し手の流れや駒の動きに「美」を感じるのですね。駒が効率良く動いてる様や、活用されていなかった駒が大活躍するような手が指されてると心動かされます。また、手の流れに反して指され、それが絶妙手だったときの驚きや感動は将棋を指してよかったなぁと思う瞬間なのですけれど、そういう将棋をコンピュータが指せるかどうかが今後の課題、というかそっちの分野への進化もして欲しいなと思うのです。

例えば、勝つ手順が複数ある場合、効率を考慮して手を選択するのではなく、手の流れや手順の美しさを優先するようなアルゴリズムの実装を期待しています。コンピュータの読み切りによるアクロバティックな終盤の攻防もそれはそれで面白いですが、そういう分野での進化もして欲しい。

また、藤井九段のような戦法の創造という分野も課題です。新しい価値観の創造はプロ棋士もなかなか成果を出せないものです。だからこそ挑戦のしがいがあると思います。

だけど悩み苦しむプロ棋士の勝負している姿や棋譜は、トータルとしての魅力があるわけで、コンピュータ将棋については、「将棋」というゲームの楽しみ方が増えたと思えばいいのよね。

それでもプロ棋士はコンピュータに敗北したことにより、今までの矜恃は捨てなくてはならなくなった。「大人」になるための通過儀礼だったのかもしれないけれども。だからまあケジメとして、タイトルホルダーが番勝負を受ける必要があると思うよ。来年(2014年)ぐらいならまだ勝てるかもしれないから、渡辺三冠との番勝負を希望しますが、新聞社がいい顔しますかね?

本家サイトTOPを2chまとめアンテナページにした

杏アンテナβ


今更2chまとめサイトのアンテナページとか周回遅れもいいところですが、以前作ったものの DB 壊れて放置していた2chまとめページがあったので、折角だし作りなおして、サイトホームにて公開しております。2chまとめブログ以外にRSSを吐いている個人ブログやIT系情報サイトなんかも一緒くたにしているので欲しい情報を見つけるには向いていませんが、発見はあるかもしれません。

あと、スマートフォンに調整したページも用意しましたのでスマホで見るならそちらでどうぞ。


杏アンテナβ mini


将来的にはカテゴリ分けする予定です。あと似たようなタイトル記事はまとめる処理も入れます。ある程度の精度は出せそうな手応えなのですがちょっと面倒だからなあ…。
また、先行している2chまとめサイトに実装されている機能のいくつ追加するつもりです。あと、オススメのまとめブログや個人的に好きなブログなど推薦していただければ、追加するのは簡単ですので、この記事のコメントに書いて下さいませ。


◆近況

で、話しは超変わるんですが、アンテナトップにもコメントしてますけど、アニメ「波打際のむろみさん」が面白いのよ。福岡県民なら視聴推奨。

第3話冒頭の元ネタ。懐かしすぐるわー。こんなにテンポ遅かったかなー。

あと今週から読み始めてハマったラノベ「魔法科高校の劣等生」も出ているやつ全部読んでしまって禁断症状が出ている状態。続きはよ!

叔父と従兄弟が来福して父を見舞う

なんでも認知症の父の見舞いに関西から叔父(父の弟)とその長男が来福する、というのでその応対のために朝から実家へ。昨夜から全国的に荒れ模様で、移動するだけで大変でしたが、昼過ぎに合流し地元の寿司屋で会食後、一族の遺骨を収めたお寺へ参り、その足で施設へいって父と対面してきました。

寿司屋で懐石料理的なコースを頂いたのだけれど、地元は正直いって海から遠い。にも係わらず刺身なんかが出てくるわけなんだけれど、冷凍、輸送技術の発達のお陰で内陸部でも美味しい魚料理が食べられるというのはよいことなんでしょうが、私からすると新鮮な魚は海が近い地域のほうが圧倒的に有利なわけで、なぜあえて内陸部でそんなサービスをするのだろうか、地元の食材を生かした料理を出せばいいのに、とか思うのよね。

んー、でも地元の方がよく通う店らしく、そうか地元の人は美味しい魚を食べるにはこういう店に来ないと難しいから、それはそれで価値があるんだな、と想像したり。

その食事中に叔父から父の若いころの話をいろいろ伺いまして、それが家族が誰も知らないエピソードだらけで驚愕の連続でした。父は自分の生い立ちや仕事の内容をほとんど家族に語ることがなかったんだよ。聞いてもずっとはぐらかされたんだな、何故か。理由は謎。謎なんだよ。認知症になったのでもう本人からは聞けないんだけどさ。

あるとき父が勤めている会社から祖父に電話があったんだって。父方の祖父も私が小学2年生の頃に亡くなったのでほとんど記憶になく、どんな人が知らなかったんだけどね。なんでも父が会社に組合を作る首謀者として活動をしていて、結果的にそれは作られ待遇が大幅に改善されたそうなんだけど、それで会社から祖父に「あなたのご子息なんとかして下さい」と泣きつかれたんだってさ。そしたら祖父は「そんなんやったらクビにしたらよろしいやん」と言い放って電話を切ったんだって。それを聞いていた叔父は、無茶苦茶やなあと思ったそうなんだけど、そういう性質は親父に引き継がれ俺もそういうところあるなぁ、と呆れてしまったよ。

堅物な父は実はデザイン的なことが大好きで、子供の頃は電車のデザインを応募して入賞したりしていたりしたそうです。幼馴染が二科展に毎年出品する芸術家で、大学教授までになった人がいて、毎年母と二人でその人の展示物を見に行ったりしていたとか、というかさ、何故俺にそういう情報を公開しないのか謎。うちの両親は。秘密が多すぎる。俺が20歳の頃じつは親父は胃がんで胃を全摘出して結構危なかったらしいのだけれど、それ教えてくれたのその出来事があった3年後とかだったからね。意味がわからない。心配を掛けたくないとかいっていたが、そういうこと多いよ。大阪に貸しアパートや土地持っているとかいってたけど、それいつからよ?

まあいいや。

で、叔父とその長男と一緒に父を見舞ったわけだけど、もうほとんど認識出来ていない感じだった。思い返せば一年前、娘の入園式に来てもらって一緒に娘と写真を撮ったときはまだマトモに話せたのになあ。その後、暇を持て余して酒を呑むしかなく、その結果アル中になり飯を食えなくなって激痩せし、併せて認知症が発症という流れで。親父からはこっちには話しかけてこず、こっちから息子だよ、とか弟だよ、というと、「そりゃわかっとる」と答える父。嘘つけ。わかってないやろ。天気や食べたご飯のことでさえ分からなくなってて、なんだろうな、今の生活ってどんな気持ちで過ごしているんだろうな。数日は春のせいかイライラして同じ施設に入っているお婆さんをどなりつけたりしてたらしいのだけれど。

叔父は兄弟だけあって親父とそっくりで、喋り方は仕草、発想なんかも似ているんだよ。だから妹が叔父を見るたびに、父の元気な頃を思い出して泣きそうだったといっていた。まあな。確かにな。もう元気な頃の親父に戻ることはないだろうからな。

歳を取るというのはなかなかしんどいものですな。順番だから仕方ないけどね。

手作りパスタのお店 Olive(オリーブ)室見店

入っていたビル?が老朽化で取り壊しを受けてなくなってしまい残念だったパスタの店オリーブ室見店(本店)の跡地を通りがかったら、いつの間にか復活していたので家族で行って来ました。

新装となった店内は、以前に比べて2倍以上広く、テーブル間のスペースもゆったりしておりせせこましさがまったくなく、こじんまりした隠れ家的要素がまったくなくなっておりました。今思い出しても、少し狭くて隣のお客さんとも交流できたあの距離感が重要だったんだなあ、と思いましたね。

自家製パンも焼きたてだし、パスタ、私はペペロンチーノもよい歯ごたえで美味しいし、なんといっても前菜のそら豆のスープが旨すぎた。娘が何度もパンをお代わりしてはスープに浸して食べていたんだけど、ゲラゲラ笑っていましたらからね。美味しすぎて。

ウェイトレスも私達がいった時間のせいなのか、妙齢の方が注文を取りに来たのですがその方がどうにも無愛想で、以前の愛らしい笑顔いっぱいな方を覚えているだけに失望感が半端なかったよ。料理は相変わらず美味しいし、支払いにいたお兄さんは爽やかで素敵だっただけになんというかうーん、そこだけが残念。

行った時間が中途半端(午後5時頃)だったからかもしれないので、次回は忙しい時間帯にいってみたいと思います。

そろそろ白魚の季節ですなー。


★初めて入った時の感動が忘れられないんだよなぁ(★★☆☆☆)
手作りパスタのお店 Olive(オリーブ)
パスタ・パン・ケーキのお店 Olive【オリーブ】(ブログ)
P.P,Cオリーブ P.P,C Olive - 姪浜/イタリアン [食べログ]