将棋本オールタイムベストテン結果発表

長らくお待たせ致しました。
昨日漸く仕事が一段落しましたので将棋本オールタイムベストテンの集計作業を行いました。現在50位まで発表しております。


○参加して下さった皆様に感謝を!
1月25日から2月29日までの36日間に参加総数53人、エントリーされた将棋本285冊という多いんだか少ないんだかわかりませんがとにかくわざわざ時間を割いてセレクトして下さった皆様に深々と頭を垂れたいと思います。

どうもありがとう。

傾向としましてはまず、技術書(定跡書)を押すタイプの方と、将棋界や棋士の生き様、棋士をダシにした読み物(漫画を含む)を好まれる方、詰め将棋オンリーの方、それらの折衷タイプという4つに分かれるようです。

10冊の選び方ですが、1位〜5位辺り、多くて8位までがオールタイムを意識したセレクトで残りを趣味で選んでみるという方と、選べなくてえいっと適当に選んでみたりと、人それぞれなのですね。

というわけで10位からカウントダウン形式で1冊ずつ double crown のコメント付きで紹介したいと思います。


○将棋本オールタイムベストテン結果


◆第10位 急戦四間飛車破り! (羽生の頭脳) 羽生 善治

  • 将棋連盟 (1992/04)
  • 40.5ポイント獲得

羽生の頭脳の第1巻が10位にランクイン。「羽生の頭脳シリーズ」は1992年に羽生善治がメジャー戦型を総括した定跡集です。基本の変化を丁寧に追った作りのため基礎知識としての価値が高く内容は色褪せていません。これはシリーズを通しての特徴です。当時は本書の結論を覆すことが一種のステータスだったりしたこともありました(北浜の横歩取りの変化など)。
本作品は急戦四間飛車退治編ということで▲右4六銀、▲左4六銀、▲早仕掛け、▲鷺宮定跡の一部が収録されています。本書に限らずシリーズは押さえておいてまず間違いありません。10年以上の前の本ですが将棋本としては今だに購入可能ですし、新古書店でも安く手に入れることができます。自分の得意戦型の巻を揃えることから始めてもいいかもしれませんね。


◎初級〜中級向け
関連:羽生の頭脳(amazon)


追記:2011/4/4
文庫化されていますが、安い新古書で十分ですよ。


◆第9位 棋士-その世界 中平 邦彦

ベストテン作品はすべて以前に目を通しているはずなのですけれど、本作品はすーっかり中身を失念してしまっている。探して読み直さなきゃいけないね。

古き良き時代の棋士の話。芹沢、塚田、山田、佐藤大五朗、灘、二上、小堀・・、懐かしい。いい本です。
棋士に焦点を当て描写した最初の棋書。この本で取り上げられた棋士を巡る数々のエピソードは読んで面白いだけでなく、将棋という特殊な世界で「純粋培養」(本書中の表現)された異能の天才たちの人間的側面を浮き彫りにする。
 この本のおかげで「将棋そのもの」よりも「棋士」「将棋界」が好きになってしまった。川口篤時代の「対局日誌」や能智映さんの連載を真っ先に読む小学生だったわたしが女流棋士になれたのはそういう時代だったから。生まれるのがあと10年遅かったら、棋士の応援ページか棋界ウォッチブログをやってる一ファンだったに違いない。


著者には観戦記者とは別の顔がある。新生児医療に焦点を当てた「パルモア病院日記―三宅廉と二万人の赤ん坊たち (新潮文庫)」という作品がそれ。これはこれで読み応えのありそうな作品ですね。


◎中原、米長以前の将棋指しに興味ある人向け
関連:中平邦彦作品一覧(amazon)


◆第8位 寄せの手筋168 (塚田泰明の速攻将棋) 金子 タカシ

寄せ関連の書籍は掃いて捨てるほどありますが、その中でも恐らく1番バランスよく問題数も168問と多めの「必死問題集」です。本書の生い立ちについてはご本人が書いていらっしゃるので省略。
私にとっては棋力アップの訓練に非常に役に立った1冊でした。絶版後、有志の方々によって復刊ドットコムから一度購入可能になったものの、また品切れみたいです。酷い。


もう一つの必死集で文庫化された良書で、42位にランクインしている「ザ・必死―これが終盤の定跡だ (MYCOM将棋文庫)」も絶版な模様でして、つくづく将棋本寿命の短さを思い知らされます。大型書店ならまだ本棚にあるかもしれませんが、「寄せの手筋168」は古書店で探すか、復刊ドットコムで再発されるのを待つしかありません。


また著者にはさらに幻の名著として有名な「凌ぎの手筋186」という受け手筋の問題集もあります。類似作品がないのと、受けるにはすべての変化を読み切らないといけないというベラボーな難しさがあって大変骨があります。当然これも絶版…。


◎中級者向けだがレアです…
関連:金子タカシ作品一覧(amazon)


追記:2011/4/4
本書をバージョンアップした「寄せの手筋200」(2010/04)が登場したために、レア価格から一転、格安になってます。ですので、逆に格安になっている本書を買うのがコスパ的に最強ではないかと思います。まあ「寄せの手筋200」もいづれ絶版になってしまうのでしょうねぇ…。

さらに、「ザ・必死」も「マイコミ将棋文庫SP 将棋・ひと目の必死 」(2011/3/15)とバージョンアップして再投入されています。

いづれ凌ぎの手筋186」もリニューアルされて登場するかもしれません。しかし随分と値段下がったなー。


◆第7位 将棋は歩から (上巻) 加藤 治郎

  • 東京書店 改訂新版版 (1992/10)
  • 48ポイント獲得

歩の手筋をまとめた古典中の古典、3部作の1作目だ。著者はA級降級後潔く30代で引退した加藤治郎です。「将棋戦法大事典」の著者の1人でもあります。


歩の手筋の習得は初級者から中級者へのレベルアップに欠かせない技術です。40枚の駒のうち半分弱が歩ですからね。3冊あるのうち難易度が何故か上、中、下の順に下がっているのが謎です。1作目で挫折した人は先に下から読んでみて下さい。何か戦法をマスターしたんだけれど、その後なかなか実力がつかないな、というときに紐解くとよいでしょう。


現代では歩についての手筋集としては「歩の玉手箱」「羽生の法則〈1〉歩の手筋」「歩の徹底活用術」などありますけれど、本書のシリーズで事足ります。今だに購入可能であることから、本書の有用性が証明されているともいえましょう。


◎初級者に限らず持っておきたい
関連:加藤治郎作品集(amazon)


◆第6位 これが最前線だ!―最新定跡完全ガイド (最強将棋塾) 深浦 康市(50ポイント)

これが最前線だ!―最新定跡完全ガイド (最強将棋塾)

これが最前線だ!―最新定跡完全ガイド (最強将棋塾)

  • 作者/主演: 深浦 康市
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1999-04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • by anzu_clip

2007年に羽生善治より王位を奪取した深浦康市の労作で、1999年に最新プロ戦型ガイドというジャンルを開拓しました。副題に「最新定跡完全ガイド」とあるように、当時の流行型を数多く収録したもので広く浅いのが特徴です。各変化の掘り下げは甘いから、定跡を勉強するのには不向きですけれど、プロ将棋を観戦する際には有用でした。


浅川書房に鞍替えして出版された「最前線物語 (2003/9)」「最前線物語〈2〉(2006/8)」は対象となった戦型が減りその分変化の解説は増えたんですが中途半端な感じがします。変化は専門定跡書にまかせてガイドに徹してくれると、前作との比較もしやすくなったかもなぁ、と思います。


◎プロ将棋観戦が好きな方向け
関連:深浦康市作品集(amazon)


◆第5位 読みの技法 島 朗 羽生 善治 佐藤 康光(51.5ポイント)

読みの技法 (最強将棋塾)

読みの技法 (最強将棋塾)

  • 作者/主演: 島 朗 羽生 善治 佐藤 康光 森内 俊之
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1999-03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • by anzu_clip

3名のプロ棋士がある局面について読み筋を披露する。その齟齬がどのようなものであるかを楽しく解説したもので、今までの将棋本は一線を画す。しかもそのプロ棋士というのが、羽生、佐藤、森内という登場以来トップに君臨し続ける怪物達だというのだから堪らない。


著者である島朗は有名な島研究会(島研)主催者であり、3名とは繋がりが深くそのために実現できたのだと思われる。研究会での意見交換の空気がそのまま形になった、とでもいえばいいのか。内容は素晴らしく高度であり、読者は高段者向けでありますが、だからこそプロの凄みを体験できるといえます。


昔の将棋指しなら将棋ついて意見交換し公開するなんてありえなかった。こんな本ができるとは、時代が変わったものだ。


なお現在「将棋世界」に同工異曲な「トップ 6棋士夢の競演!イメージと読みの将棋観」が連載されています。これもテーマを章立てて単行本化されれば価値はあると思いますが、二番煎じは否めません。というか今更ながらなんだこのタイトル。

追記:上記は「イメージと読みの将棋観」というタイトルで出版されまして感想を書きました。二番煎じとはいえ、これはよかった!

◎高段者あるいは、プロの凄さを体験したいアマ向け
関連:島朗作品集(amazon)


◆第4位 真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫) 団 鬼六(53ポイント)

真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫)

真剣師小池重明 (幻冬舎アウトロー文庫)

  • 作者/主演: 団 鬼六
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 1997-04
  • メディア: 文庫
  • by anzu_clip

意外な作品が4位に登場しているね。関連書籍が多く、他の作品にも投票がありましたが、本書がダントツの得票でありました。


本書は小池重明wikipediaに詳しい)というはた迷惑なアマチュア将棋指しの生涯を、彼との縁が深かった団鬼六が生々しく活写し尽くした1冊です。本書には棋譜がほとんど出てきませんので、指し将棋を知らない方も問題ありません。存分に彼の人生のバランスの悪さに大いに振り回されて下さい。もう、劇画の世界ですよ!


そのバランスの悪さは指し将棋に現れています。序盤の大らかな(というか無頓着過ぎる)指し口とは裏腹に、プロ棋士さえ吹き飛ばされる終盤力の圧倒的力量。それを少しでも知りたいのなら「真剣師小池重明疾風三十一番勝負」(絶版だけど)で、たっぷり漬かりたいのなら「小池重明実戦集」(絶版だけど大きな書店にはあるかも)で。発売時に小遣いはたいて購入したんだよなあ…。もう10年前ですか…。


◎将棋界関連の読み物好き、あるいは刺激を欲している将棋ファン向け
関連:小池重明関連作品集(amazon)


◆第3位 島ノート 振り飛車編 島 朗(66.5ポイント)

島ノート 振り飛車編

島ノート 振り飛車編

  • 作者/主演: 島 朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002-12
  • メディア: 単行本
  • by anzu_clip

くはっ。本書も絶版なのか…。


マチュアに人気の振り飛車戦法で楽しく勝てるように解説した快著。島本人も実践投入してその真価を試したものばかりで、その威力は折り紙付き。棋書としては例にない爆発的な売上げだったと記憶しています。
私もインチキ振り飛車党として大変参考にさせて貰いました。2002年のものなので、現代では乗りこえられたものもあるのでしょうけれど、まー一般素人には十分通じることでしょう。中級者が、行き詰まったら一度紐解くといいヒントになるんじゃないかな。


島の本ではこの他「純粋なるもの」というチャイルドブランド関連の良書もあります。いい嗅覚してますよね、彼。

これは外せない。扱っている戦型がとにかく広いので、ガリガリの定跡型の人から力戦党まで役立つ一冊。システムの項は古くなっているところもちょっとはあるものの、まだ通用する部分もあります。向飛車も扱ってるのも〇、向関連は本が少ないので重宝します。振り穴の「銀冠穴熊」の項は居飛車党・振り穴党とも必見。目からウロコガ落ちること間違いなし
その理由は充実した内容にあったことは言うまでもありません。当時、関心の高かった戦法や、あまり知られていなかったけれどもアマチュアに人気の出そうな戦法など、読者の興味をよく理解した題材選びも的確でした。また、478ページというほぼ2冊分のページ数で1,890円というお買い得感も売り上げ増加に貢献したのでしょう。

◎イニシアティブを握って振り飛車を指したい中級者向け
関連:島朗関連作品集(amazon)


◆第2位 最新戦法の話 (最強将棋21 #) 勝又 清和(86.5ポイント)

最新戦法の話 (最強将棋21)

最新戦法の話 (最強将棋21)

  • 作者/主演: 勝又 清和
  • 出版社/メーカー: 浅川書房
  • 発売日: 2007-04
  • メディア: 単行本
  • by anzu_clip

◆第1位 消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!? (MYCOM将棋文庫) 勝又 清和(99ポイント)

消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!? (MYCOM将棋文庫)

消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!? (MYCOM将棋文庫)


1、2フィニッシュを決めた勝又教授の2冊。本書の立ち位置からいって当然だと思っていましたが、実際皆さんに支持されていることを確認できてほっとしていたりもします。


2冊とも将棋界で流行っている / 流行った戦法についての変遷を丁寧に読み解いています。それも分かりやすくね。そして1番のキモは戦法の立役者にインタビューしその回答を引き出しているところ。現在の戦法がいかにして今の形にたどり着いたのか、その物語はとても壮大で様々な棋士の思いが込められていることがわかります。そして私たちアマチュアもその流れにいるわけで、将棋を指すたびにその悠久の歴史を感じるのですよ。何度も命を吹き込まれた石田流なんかに遭遇すると特にね。


例によって「消えた戦法の謎」のほうは絶版。嗚呼もう、こんな良書が手に入らないなんて MYCOM の中の人達は良心が痛まないのだろうか。将棋文化を支えているっていう意識はないのかね。浅川書房担当の「最新戦法の話」は同じ鉄を踏まずにいて欲しいです。


◎将棋を愛するすべての人に
関連:勝又清和関連作品集(amazon)


◆まとめ
勝又教授の作品がワンツーフィニッシュという快挙を遂げました。意外だったのは、小池重明の本が3位に食い込んだこと。「聖の青春」より支持されたのですねえ。その他はまあ、ありといえばありかなといったところでしょうか。

まあそんなわけで、1位〜10位まで読んでいない棋書があったらのなら是非とも読んでみることをオススメします。が、1番の問題は絶版作品が多いことなんですよねえ。嗚呼。


古書店巡りするか、ネット古書店で探してみてくださいね。


オススメネット古書店将棋タウンのオンライン古書販売
オススメ書評サイト:将棋 棋書ミシュラン!


○1位〜50位の作品一覧


さらに50位までのランキングも発表します。それぞれ2名以上が投票した作品になっておりますから、それなりに支持されたものだと思ってください。実際、いいチョイスになっていると思いますね。

  1. 消えた戦法の謎―あの流行形はどこに!?(勝又清和:毎日コミュニケーションズ)
  2. 最新戦法の話(勝又清和:浅川書房)
  3. 島ノート 振り飛車編(島朗:講談社)
  4. 真剣師小池重明(団鬼六:幻冬舎)
  5. 読みの技法(島朗:河出書房新社)
  6. これが最前線だ!(深浦康市:河出書房新社)
  7. 将棋は歩から (上巻)(加藤治郎:東京書店)
  8. 寄せの手筋168(金子タカシ:高橋書店)
  9. 棋士-その世界(中平邦彦:講談社)
  10. 急戦四間飛車破り! (羽生の頭脳) (羽生善治:将棋連盟)
  11. 最強の駒落ち(先崎学:講談社)
  12. 羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本(羽生善治:浅川書房)
  13. 聖(さとし)の青春(大崎善生:講談社)
  14. 四間飛車の急所〈1〉(藤井猛:浅川書房)
  15. 5手詰ハンドブック(浦野真彦:日本将棋連盟)
  16. 大山康晴の晩節(河口俊彦:新潮社)
  17. 血涙十番勝負(山口瞳:中央公論新社)
  18. 寄せが見える本 〈基礎編〉(森けい二:浅川書房)
  19. 現代矢倉の思想(森下卓:河出書房新社)
  20. 王様殺人事件(伊藤果/吉村達也:毎日コミュニケーションズ)
  21. 光速の終盤術(谷川浩司:日本将棋連盟)
  22. 四間飛車を指しこなす本〈1〉(藤井猛:河出書房新社)
  23. 詰むや詰まざるや(伊藤宗看/伊藤看寿:平凡社)
  24. 光速の寄せ〈1〉振り飛車破りの巻 (谷川浩司:日本将棋連盟)
  25. 藤井システム(藤井猛:毎日コミュニケーションズ)
  26. ハチワンダイバー 1(柴田ヨクサル:集英社)
  27. 升田将棋の世界(真部一男:日本将棋連盟)
  28. 将棋王手飛車読本(-:宝島社)
  29. 相振り革命〈3〉(杉本昌隆:毎日コミュニケーションズ)
  30. 塚田詰将棋代表作ー昭和の名匠・塚田正夫の傑作選202題(塚田正夫:日本将棋連盟)
  31. 名人に香車を引いた男(升田幸三:朝日新聞社)
  32. 谷川vs羽生100番勝負(日本将棋連盟書籍:日本将棋連盟)
  33. 入玉大作戦―逃げるが勝ち! (毎日コミュニケーションズ:毎日コミュニケーションズ)
  34. 山田道美将棋著作集〈第7巻〉日記(山田道美:大修館書店)
  35. 一葉の写真(先崎学:講談社)
  36. 将棋・端攻め全集(大内延介:日本将棋連盟)
  37. 決定版 駒落ち定跡(所司和晴:日本将棋連盟)
  38. 羽生(保坂和志:光文社)
  39. 四間飛車破り 【居飛車穴熊編】(渡辺明:浅川書房)
  40. 雁木でガンガン!!(小暮克洋/森内俊之:主婦と生活社)
  41. 将棋の子(大崎善生:講談社)
  42. ザ・必死―これが終盤の定跡だ(金子タカシ:毎日コミュニケーションズ)
  43. 不滅の名勝負100(週刊将棋:毎日コミュニケーションズ)
  44. 清水市代の囲いのエッセンス(清水市代:毎日コミュニケーションズ)
  45. 伝説の真剣師小池重明伝(宮崎国夫:木本書店)
  46. ツノ銀中飛車戦法(大内延介:筑摩書房)
  47. 困ったときに役に立つ将棋格言豆事典(浦野真彦:毎日コミュニケーションズ)
  48. 羽生の頭脳〈9〉激戦!横歩取り(羽生善治:日本将棋連盟)
  49. 将棋に強くなる本―好敵手には読ませたくない(柿沼昭治:金園社)
  50. 秘伝 穴熊王(美馬和夫:毎日コミュニケーションズ)


私のお薦めは

かな。


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