ネット将棋辞めたら快適すぎワロタ

現世の面倒事が重なり、今年に入ってネット将棋を指す暇がなくなった。なくなった、というかその時間を他の作業に当てることになった。まあ、仕事したり家事したり子供の面倒見たり、とかなんですがね。

ネット将棋って完全に家族から離脱して「自分だけ」の時間を得ないと到底遊べないわけで、今思うと結構貴重な時間を浪費していたなー、とか思いますがそれを言っちゃあおしめえよ。趣味なんてとどの詰まりは暇つぶしだからな。

子供が小さかった頃は割と早く就寝してくれたし、対応もそう大変ではなかったから良かったけれど、4歳になりましたからね、よ〜喋るし動くし相手するの大変なのよね。嫁も働いているし、料理洗濯も分担分担。遊んでる暇ねー。

将棋ってネット将棋だろうが向い合ってやろうが人相手だから気を使うし、勝っても負けても興奮するから精神を落ち着かせるのに時間が掛る。切り替えが難しい。ヘタすると家族に八つ当たりしてしまうかもしれない。将棋=自分自身と化してしまって、遊びだと割り切れない中毒者にとって、将棋は一種の殺し合いだから、どうしても現実のほうに影響が出てしまう。

おいらなんて顕著だったから、結果論ですがネット将棋辞めて正解だったかなと思います。なにせ負けることがないからねぇ。遊びでまで戦わなくてもいいかな、という。現在は水鏡のような落ち着いた心持ちで生きております(嘘)。

ブラウザのブックマークからリンクを外しておかないと習慣で24を開いちゃうから削除。辞めた数日は禁断症状が出ましたけど、1週間程度で慣れました。もう一ヶ月半になりますが指そうとは思わなくなりました。見るファンのほうは継続して楽しんでいます。仕事の合間や寝る前にちょっとスマホ棋譜を眺めたり、将棋本を読んだりする程度で満足しております。

ま、何ごともほどほどがよい、という極当たり前のことなのですけれども。

次回は米長邦雄の置き土産である「将棋の天才たち」の感想でも書こうかな。